「職安帰りの人が不登校情報センターに来た」とブログに記す本当の狙い

不登校情報センターの公式サイト 「スペース便り」2010年10月26日より

==引用開始==
 なんとなく静かな一日でした。nさんの知人が保険の説明に来ました。トカネット登録の学生がきました。夜になってmさんがハローワーク帰りに来ました。参加者は6名です。当事者以外の参加者も数名きたのですが静かな1日です。HP制作もサーバーを移す手続きをしていて、こちらも大きな移動の前の、日常の作業日です。
==引用修了==
mさんがハローワーク帰りに来ました。という文を見ると、不登校情報センターに通えば、ゆくゆくは不登校・ひきこもりを脱してハローワークで求職活動をできるくらいにまで回復するのだ・・・と思われる方もいるかもしれません。しかし、ハローワークは一般の求職用途以外に、生活保護受給者が生活保護を打ち切られないように、「ちゃんと社会復帰に向けて励んでいます」という態度を役所に見せるために定期的に通う場合があります。

不登校情報センター公式サイト内 生活保護の申請
ひきこもりからの自立の生活保護
C市福祉担当者への礼状・生活保護申請に立ち会う

不登校情報センターの松田武己理事長は、引きこもりの「解決」のためなら生活保護を躊躇なく受けることを勧めており、
また不登校情報センターの通所者で生活保護を受けている人がいることを公言しているため、
「引きこもりの人がハローワークにいった=求職活動を始めた=不登校情報センターの支援の成果の表れである」と解釈するのは早計もいいところでしょう。これは、単に生活保護を受給している人が、生活保護を打ち切られないよう、行政窓口へアピールするために、職安に通って真面目に求職活動をしている既成事実作りをしているだけの可能性も十分にありますので。
なのに、さも不登校情報センターの人がハローワークに通えるまで回復した=不登校情報センターの支援の成果であると、読者が誤解するような内容をブログに書く、不登校情報センター松田武己理事長の姑息なプロパガンダ手法が垣間見えます。