実在するブラック企業社長と不登校情報センター理事長・松田氏を比較

「(もはや特権階級と化している大企業正社員を除いて)実体・実感無き好景気=要するに大多数の下っ端庶民にとっての終わらない不景気」の折、ブラックの中小企業に入社してしまい、職を点々とするのも職歴に傷がつくので、我慢と、会社へ体質改善を進言した方の記述をネット上で見つけました。


この社長、ディベートの上手な奴で巧みに論旨をすり替えてきて(中略)とにかく話の主導権を握るのが上手い。そして「うん」と返答される質問を繋げて自分の主張は間違っているのか?と話をまとめさせてゆきます。ああ言えば上祐
どこかデジャブを覚える文章なので記憶を掘り起こすと某掲示板にこんな記述が・・・

http://9324.teacup.com/nofutoko/bbs/128
「はぐらかし」投稿日:2014年 9月 3日(水)


松田理事長のはぐらかしの手法は「例えばこう言うことだと思う」と言って、全く関係ないこと、焦点になっている話題に近いが実は全く違うことを長々と話し始め、こちらからの反論を封じるというものです。
真面目に長々と続く松田氏のいう例え話や実話というものに、これはこうだから私の言ったこととは内容が異なると反論すると、そそくさと用事があるとか、忙しいとか言って逃げて行きます。
良心的に解釈すれば、松田氏の言い訳は本人の中では問題を分化出来ないために、同じ問題の分類として処理されているのですが、その分化は稚拙なので、長年の不登校経験者や精神障害に近い方は誤魔化されるのでしょう。
上記の投稿はやや抽象的ですので具体例を探してみましょう。
NPO法人「不登校情報センター」への支援依頼の顛末 様のサイトによれば、不登校情報センターが行った「著作権無視」や「勝手に販売しておきながら(独断専行)幾ら売ったか記録を付けていない」「それらへの謝罪無し」について、松田理事長は「NPO不登校情報センターに『精密さ』を求められても困る」と反論しています。精密さの意味を辞書にあたれば「極めて細かい点にまで注意が行き届いていること」ですが、著作権無視、独断専行、謝罪無しの態度は、精密さに欠けるというより、一般常識に欠けると表現するのが適切です。しかし流石に「NPO不登校情報センターに『一般常識を守る事』を求められても困る」とは格好悪くて書けないので、一般常識を守る事を、精密さを求める事、に摩り替えていると考えられます。

次に上記の掲示板内の「良心的に解釈すれば」とは、松田理事長に悪気・悪意は無い行動の結果、という事でしょう(もし「悪気・悪意は無いと見えるように演技している」なら、かなり悪どいですが・・・)。しかし「悪気・悪意は無い」で全て不問に付されるなら社会は成り立たず、「過失ナントカ罪」(悪意が無くても、被害が一定レベルを超えているので罰しますよ、の意)という罪名も存在しないでしょう(もっとも組織等の閉鎖的かつ外部から可視化されていない空間で「組織のトップ=社会・法律」の構図なら、「トップの意向次第でどうにでも出来る」「カラスは白だとトップが言ったら部下はそれへの異論は許されない」等というトンデモナイ閉鎖世界の構築も可能でしょうが)。
さらに交通事故の場合、仮に歩行者側に信号無視等の明らかな過失があっても、交通弱者である歩行者の過失割合が、自動車側のそれを上回る事はほぼ無いといいます(過失の無い運転者側が無傷・軽症で、過失の有る歩行者側が重症・死亡するケースもよくあるので)。一般層と比べて自殺危険度が高い引きこもり等の弱者支援についても、同様な弱者保護が求められますが、そういう法律の整備は奇跡でしかなく、法律によって襟を正すか、支援から退場させられる悪どい支援者は今後もいないので、悪夢の大量生産が将来的にも永続されるでしょう。

話を戻して、記憶を精査すると、現役ブラック企業社長と理事長・松田氏は酷似とまではいかなくとも、「誤魔化す、はぐらかす、すり替える」という部分では共通しています。東京都が認証した不登校・引きこもりという弱者支援を標榜するNPO理事長様のやっている事は、ブラック企業の社長がやっている事と本質的には大差が無いという残念な結論に、戦慄を覚えざるを得ません。

今、ブラック企業での就労や、パワハラモラハラ被害で、精神病に罹る人や、自殺に追い込まれる人々が増えています。
NPO不登校情報センターに関わる人々の心の健康・生命の安全をリアルに心配せざるを得ません。